蓋井島 で バーベキュー & 海の幸 を楽しんできました。蓋井島は下関の西方、吉見港から船でおよそ35分に位置する響灘に浮かぶ人口約100人の小さな島です。島で取れる新鮮な海の幸を楽しもうと、子供たちを連れて行く事になりました。今朝の天候は曇り、午前9時出航の船に乗り込み、いよいよ蓋井島に向けて出発です。港を離れて暫くは余裕の表情で揺れを楽しんでいましたが、それも5分と持たず…この日はやや波が高かったのか、大きな揺れが始まった途端、3人の娘のうち2人が大泣き!渡船は大きな船ではなく、その揺れの大きさに危険を感じ、船内へと3人を連れて移動しました。船底に近く、尚且つ船のやや前側に位置する船室は一番揺れが大きい場所のようでしたが、振り落とされるよりはマシだと思い、我慢しようと思いました。暫くして漸く揺れに慣れて笑顔の戻った3人。しかし…35分は予想以上に長かった!いつまでも続く大きな揺れに耐え切れなくなり、今まで我慢していた長女までもが泣きそうに!もうここまでかとあきらめかけた時に蓋井島が見えてきて…漸く到着となりました。今回は今まで何度も蓋井島を訪れている仕事の関係者と一緒だったのですが、これまでそんな揺れを体験した人は無く、誰も酔い止め薬を持っていないという状況の中、全員やっとの思いで上陸しました。三女が島に着いた途端、「船では帰らない!」と言われ、ヘリをチャーターしたら幾ら掛かるんだろう…と、本気で考える程私も参っていました。それにしても、子供たちにだけでも酔い止め薬を飲ませておいて良かったです。飲むのを嫌がっていた三女にも、「飲まないと死ぬぞ!」と言って(笑)飲ませておいて正解でした。いや~、それにしても陸地がこんなにありがたいとは思いませんでした。船乗りにはなる事はまず有り得ないでしょうね。。。
蓋井島に向けて出航!吉見港を後にします
蓋井島でバーベキュー&海の幸をエンジョイしにレッツゴー、余裕の表情も…
蓋井島へ向かいはじめてすぐに加茂島付近を通過、この頃はまだ余裕でした
島に着いて、さっきまで泣いていた三姉妹ですが、上陸した途端「泳ぐ!」の大合唱。で、泳ぐ場所を尋ねたところ、前はあった小さな砂浜が無くなっている事を知ります。でも、どうしても泳ぎたい三姉妹は、港の隅っこで泳ぐ事になりました。持ってきたシャチの浮き輪を膨らませて準備万端、港とは思えない位綺麗な海水で、海水浴は始まりました。小さな魚や蟹も歓迎してくれましたよ♪この蟹、甲羅の模様が「笑っているみたいに見える」と三女が嬉しそうに教えてくれました。お目当ての海水浴が出来て、船の事はすっかり忘れてご機嫌な三姉妹は、お昼までの2時間をずっと遊び続けました。
蓋井島で海水浴♪
笑っているカニ
蓋井島は猫の天国なのでしょうか?沢山の可愛い猫を見かけました
中々海から上がらない三姉妹を何とか説得し、やっとお昼ご飯となりました。が…バーベキューは基本的に肉類が終了していました(涙)。三姉妹はちょっとがっかりでしたが、長女はサザエの炊き込みご飯、次女は刺身、三女は鯵の焼き魚が気に入ったようで一安心。私はというと、アワビ、サザエ、ウニ、イカ、ハマチ…全部お気に入り!!特にウニは取れたてを塩水で洗っただけの生!アワビの刺身はコリコリで、地獄焼きはとろける柔らかさ!ミニ丼に、同行した板さんによるお寿司も美味で、もうお腹一杯!!まだまだ食べたい(この時点でかなり食べてましたが…)のに全部食べられない事に罪悪感すら感じるほど、島ならではの海の幸を満喫させて頂きました。あ、トコロテンも凄く美味しかったです♪
蓋井島 で バーベキュー & 海の幸 、刺身の盛り合わせ♪
蓋井島の生ウニ!舌の上でとろける美味しさはまじりっけなしの味♪
蓋井島の海鮮丼、ウニ・アワビ・サザエ・イカ
蓋井島のアワビ、地獄焼きはとろける柔らかさ!
蓋井島で本格お寿司♪
蓋井島でバーベキューは最高です!!
お腹も一杯になり、再び海水浴を楽しんだ後に、蓋井島の名物エミューを見に行きました。車で移動した島の山中は、まるでジュラシック・パークのような風景です。車を降りて山を更に登っていくと…居ました!まるで古代へとタイムスリップしたかのような何とも原始的な顔つきのエミューが静かに出迎えてくれました。よく見ると、結構可愛い顔をしています。ダチョウ程大きくありませんが、それでも充分に大きいです。あまり人を怖がりませんが、近づくと逃げて行きます。次女は唯一、2度も障ったと胸を張っていました。
蓋井島の名物エミュー、まるでジュラシック・パーク
エミューはよく見ると可愛いです
楽しかった蓋井島とお別れの時間がやってきました。「帰りは潮の流れに乗った方向へ進むので、あまり揺れません」との声に一安心するものの、念のために最も揺れない場所を確保。が、ここがまたサウナのように暑い!汗をダラダラかきながらも、行きとは比べ物にならない位穏やかな航行のお陰で、35分間の帰路はあっという間に過ぎました。帰りの車の中で、「また蓋井島に行きたい?」との問いかけに、三人同時に「また行きたい!」と答えたうちの三姉妹、どうやら蓋井島が大好きになったようです。蓋井島でお世話して頂いた皆さん、ありがとうございました。
蓋井島が大好きになりました。また来年も行きたいですね♪
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