『プリウス』の燃費も気温と共に上昇中
段々と気温が高くなってきました
普段足として使っているプリウスの燃費も、気温と共に良くなってきました
このクルマの特色は、何と言ってもハイブリッドシステムですが、
トヨタのハイブリッドシステムの特徴は、
運転中にも頻繁にエンジンが止まってガソリン消費を減らす制御を行います
その結果、寒冷時にはエンジン自体の熱放出が少ないため、
走行のためではなく、暖房の為にエンジンが回る事がよくあります
従って冬場は燃費が落ちてしまうのですが、
気温上昇とエンジンの水温も上昇し、
暖房の為のエンジン作動も無くなる為、燃費が向上するという事です
私の中の基準として、燃費計が20km/lを超えてくると、
「暖かくなって来たんだな~」
と実感できるのです
私は究極のエコロジストではありません
文明生活を全て捨て去れるほどの強さを持ち合わせている訳では無いのですが、
少しでも環境とのバランスを保ち、未来に負の遺産を残したくないという想いは強いです
実は、私は子供の頃からクルマが大好きでした
私がまだサラリーマンだった頃、自動車評論家になりたいと思い、
「モーターファン」(三栄書房)という自動車雑誌で行われた、
『試乗レポート大賞』なるコンテストにも応募した事があります
その当事の「モーターファン」誌には、私の若き日の写真も掲載されていましたが、
度重なる引越しでどこかへいってしまいました
また話が横道にそれてしまいました…
そんな二つの側面から、
クルマに対する思い入れというのは少し重いものがあります
環境とのバランスを考えたクルマ選び、並びに運転を考えなければいけません
ハイブリッドに乗っていても、アクセルを余分に踏んで燃費が悪ければ、
逆にハイブリッドシステムという通常のクルマに無い部品があるだけ、
重量や抵抗の増加、生産時及び廃棄又はリサイクル時において、
環境負荷は増えてしまうという事を頭に入れておく必要があります
そんな事を真面目に考えていった結果が、
私たちの社有車の75%がLPG車並びにハイブリッド車という、
環境に優しい車両選びに繋がっています
勿論、ISO14001での運用で、クルマの運転に関する決まり事もあります
その中のひとつですが、
@1分間以上のアイドリング禁止
を、アイドリングストップを持たない車両に対して行っています
これらの事を組み合わせる事で、
クルマでの移動に関しては、はじめて環境負荷の改善が行えるのではないでしょうか
ハイブリッド車に乗っているから環境負荷は少ない…という免罪符的な考え方は良くありませんが、
実際に目で見える燃費表示装置がある事で、環境への意識が高まるのは事実です
誰にでも簡単に楽しみながら燃費向上を意識できるというシステムは、
ゲーム感覚で環境負荷を日常的に減らす事ができて、実に素晴らしいです
プリウスの燃費計です
4月23日の下関市内、彦島~延行間を走行した際のものです
画面は、今から25分前までの5分間当たりの平均燃費グラフと、
前回給油時から走行距離680キロに対して20.2km/l の平均燃費をあらわしています
外気温は夕方になって19℃と下がってきましたが、車内の暖房は不要な位です
停車時に撮影した証拠に、右上の速度計が0を表示しています
ハイブリッド車で季節を感じる…何とも「現代的な感覚」だと思いますね
————————————————————————————————————————
山口県 下関市 大字延行119-1 : 合田燃料器機 ㈱: アルミュール : アルミュール ブログ : C99
————————————————————————————————————————