昨日より大丸 福岡天神店本館6階 アートギャラリーで始まった九十九伸一油彩展『光のカノン』に、早速行ってきました
昨日のブログ「九十九伸一ミラノ展へのお誘い」でも書きましたが、
どうしても気になる絵があって、終末まで待てずに行ってきてしまいました
結論から言いますと…
昨日の予言は見事に的中してしまいました
開催初日で既に数点が売却済みになっており、
私が気になっていた絵も既に丸い売却済みのシールが貼られていました
ショック…
今回展示されているのは、殆どが新作です
私も実物を見るのは今回が初めてだったのですが、
写真データと九十九氏のお話から、これは絶対に好きな絵の筈というのがあったのです
やっぱり唾つけとけば良かったです(連日下品ですみません)
今回は、また新たな段階へと進んだ感じのする九十九氏の世界ですが、
とりわけ新しい境地に入ったと感じられるのが、植物の絵がある事です
勿論、単に植物を描いているのではないのですが、
新たな段階に入ったからこそ実現されたのだと思います
抽象過ぎてわからないと思いますが、
私の言葉で作品に誤解を与えてはいけませんので、
後は皆さんの目で実際に確かめて頂ければ幸いです
それにしても、開催後まだ2日しか経っていないのに、売約済みが多いのに驚きました
今回展示された作品を、また再び全てを見る事が出来ない事を意味しているのです
忘れないように、もっともっと見たかったと言うのが実感ですね
九十九伸一油彩展『光のカノン』、その雰囲気だけでもご覧下さい
大丸 福岡天神店本館6階 アートギャラリーは、比較的広く、シンプルで、作品も見易いです
写真では、とても九十九伸一氏の作品を伝えられません
九十九伸一油彩展『光のカノン』で見られる全作品を見られるのは、勿論会期中のみ、
来週の火曜日までで、2度と集まらないと思うと一度見ただけでは何だか落ち着きません
これらの写真は、全て九十九伸一氏より許可を頂いて撮影したものです
勿論ブログへの掲載許可も頂いています
基本的に写真撮影禁止なのは当然ですが、写真で写しても絶対に再現できないと思います
それほど、本物の作品は素晴らしいです
一人のアーティストの変遷を見ていく過程、
その歴史というか、時間の一部を共有し、
アーティスト自身の厚みを感じられる幸せは何にも変え難いものです
作品は、その過程の中の一部に過ぎないのかもしれません
時間軸の中で、極々短い断片だった作品に、段々と時間の厚みが出て来ている…
今回の個展は、そんな感覚を覚えたような気がしました
九十九伸一氏の世界は、まだまだパワーアップする事は間違い無いようです
惜しむらくは、その全てを忘れない脳細胞を私が有していない事でしょうか
全ての作品が手元にあるのは不可能ですからね
ミラノに行きたい………
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