プリウス(2代目NHW20型2003年モデル)2月の月間燃費のご報告です
走行距離 814.7km
給油量 43.42L
燃費 18.76km/L
(満タン方、給油回数は1回)
気温の上昇と共に、燃費も上昇してきました
しかしながら、燃費計と比べても少し悪い気がします
もしかしたら、先月満タンより少し少なかったのかもしれません
感覚的には、19km/Lは超えていた気がします
暖気時間も短くなり、暖かい日は室内暖房も切れるようになりました
何となくですが、燃費計が20km/lを下回っていると、
精神衛生上良くないのがプリウスの特徴でしょうか!?
それにしても、トヨタのリコールは大変な事になりましたね
正直、プリウスに関しては行き過ぎた報道がリコールに繋がった気がします
そもそも、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)は、踏み始めに一瞬抜けたような感じになります
ましてプリウスの場合、減速時はモーターによる回生ブレーキが絡んできますので、
その辺りの制御は大変複雑で、普通の車よりも違和感はあるでしょう
以前は、そのような特徴のある操作を強いる車は多数ありました
メルセデスベンツでさえ、万人が普通に運転し易い車ではなかったのです
確かにプリウスは一部のマニア向けの車ではなく、
ましてや今は最も売れているポピュラーな車種になった訳ですから、
もう少しきめ細かいユーザーへの配慮が必要だったかもしれません
しかしながら、ユーザーも運転免許という資格を持っている選ばれた人なのですから、
自分が買い求めた車両の特徴をもっと積極的に学ぶべきとも言えるでしょう
更に、プリウスはハイブリッドという新しい機能をもった車ですので、
多少の違和感や特殊な操作はあってしかるべきで、
何も無しで新しいテクノロジーを使いこなすのは無理だと思います
これから成熟していく車ですから、その辺りを無駄に煽る報道は控えて欲しいものですね
折角の環境に優しい技術の普及に歯止めがかかるようではいけません
幸い、プリウスの売れ行きは少しも鈍ってないようですから、
プリウスを買い求めるユーザーは、マスコミのいたずらな報道に左右されない人が多いのかもしれません
トヨタの姿勢に問題が無い訳ではありませんが、
ことプリウスに関してはトヨタ車の中でも特に問題の少ない車両であると思います
今回のプリウスのリコールについて、トヨタはソフトウェアーのアップデートを行う事で対応しました
こういった対応が出来るのであれば、リコールになる前に行って欲しかったですね
機械的な欠陥ではなく、ソフトウェアー的な問題は、今後の車両には付き物だと思います
トヨタに限らず、各自動車メーカーはパソコンのソフトと同じように、
車のソフトウェアーのアップデートを販売後の車両にも行うべきだと思います
そうすることによって、販売後の車両の価値も上がり、ユーザーも安心して新車を買えるからです
ただ、電子制御に頼り過ぎるのではなく、元々のハードに重きを置いた設計はして欲しいですね
トヨタには、トヨタグループ憲章として『豊田綱領』なるものが存在します
上下一致、至誠業務ニ服シ産業報國ノ實ヲ擧グベシ
研究ト創造ニ心ヲ致シ常ニ時流ニ先ンズベシ
華美ヲ戒メ質實剛健タルベシ
温情友愛ノ精神ヲ發揮シ家庭的美風ヲ作興スベシ
神佛ヲ尊崇シ報恩感謝ノ生活ヲ爲スベシ
豊田佐吉氏のこの言葉を、直系である豊田章男氏には改めて強く意識して欲しいです
直系だからこそのプレッシャーも大きいとは思いますが、
だからこそ出来る事も、思いの強さも沢山あると思います
この大変な時期に社長交代したのも、きっと運命だったのでしょう
今回の事件を切欠に、悪しき部分に大鉈を振るって、理想を求めて欲しいと思います
最後に、トヨタはCSRに力を入れているのをご存知ですか?
豊田綱領の最後に、
神佛ヲ尊崇シ報恩感謝ノ生活ヲ爲スベシ
とあります
これは、トヨタの持つCSRに繋がるDNAだと思います
車という製品の本質を追求しつつ、企業としての社会的責任を全うするために、
非常に難しいバランス取りをどのようにとるのか、今後に期待したいと思います
プリウスの燃費(平成22年2月度)は18.76km/lでした
燃費計では、20.0km/lを指していますが、先月満タン時に給油量が少なかったのかもしれません
猫のぐりも大好きなプリウスには、今後もどんどん進化していって欲しいですね
山口県 下関市 大字延行119-1 : 合田燃料器機 ㈱: アルミュール : アルミュール ブログ : C99
————————————————————————————————————————