ダイハツ ミラ イース の実燃費をお知らせします。第3のエコカー ダイハツ ミラ イース が納車されて、約2ヶ月が経ちましたが、現在まで全くのノートラブルです。新車なので当たり前だと思われるかもしれませんが、出たばかりの新型車というのは、意外とマイナートラブルが出易いものです。燃費の話と少しズレますが、国産車の多くは新型車両の開発期間がさほど長くなく、発売当初のモデルは前述のようにマイナートラブルが出易いと思っています。発売1年後のランニングチェンジ(マイナーチェンジ程の大きな変更の無いもの)で色々と手当され、発売2年後のマイネーチェンジでは、現場からの要望(主にディーラー)に答えて、デザイン等に変更が加えられる事が多いです。従って、発売当時のオリジナルデザインが崩れるケースが出てきます(その逆に、良くなることもあります)。尚且つ、その頃から同じ部品でもコストダウンが行われ、中には装備自体も削られる場合もあります。従って、私は1年後のランニングチェンジ後の車両購入をお薦めします(全てのケースではありません。中には、モデル末期の車両が一番完成度が高いものもあります)。
話題は ダイハツ ミラ イース の実燃費に戻りますが、期待以上の結果が出ました。計った期間は11月の1ヶ月ですが、1台が走行距離2633kmに対し、105.99Lの給油で、24.84km/L、もう1台は走行距離1056kmに対し、43.16Lの給油で、24.47km/Lでした。勿論正確な値ではありませんが、毎日長距離を走った車両と、どちらかというと短距離を多く走った車両、共に24km/L台というのは、JC08モードに大して80%以上であり、複数のドライバーが運転して特に特定のドライバーによる燃費走行をしていない事を考えると、素晴らしい数値だと思います。参考として、スズキ twin ハイブリッドは、855kmで57.18L、14.95km/L、トヨタ プリウス(2代目NHW20型2003年モデル)は、988kmで44.2L、22.35km/Lでした。大きさや特徴など、それぞれの良さは違いますが、燃費だけを単純に考えると、ダイハツ ミラ イースの燃費が如何に素晴らしいかがわかります。これまで多くのモデルのカタログ燃費と実燃費の差が大きかった事を考えると、この実燃費性能は新たなエコカーのスタンダードになるでしょう。今後ダイハツ ミラ イースの実燃費がどのように推移していくのか、とても楽しみになりました。またこの場でご報告したいと思います。
ダイハツ ミラ イースをはじめ、エコカーと呼ばれる車種が次々とデビューしています。やがてエコカーが一般化し、もっと環境性能の高いモデルと、より幅広いベーシックなエコカーが市場を変えていくでしょう。楽しいエコカー、便利なエコカー、大空間エコカー、スポーティーなエコカー…。単に走行時だけのエミッションを追うのではなく(大量の電気を使いながらゼロエミッションを謳う等)、本質志向を外さない車の登場を願ってやみません。人類の英知と良心を信じ、持続可能な社会を実現出来るよう、私たちも精一杯頑張っていきたいと思います。
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