下関市にある城下町長府の夏の風物詩と言えば、
“天下の奇祭” 数方庭祭です
毎年8月7日~13日まで、忌宮神社境内で行われるこのお祭りは、
仲哀7年(198年)より始まった、大変歴史の長いお祭りです
長いのは歴史だけではありません
そのスタイルは、竹竿幟と切籠(きりこ)と言われる笹飾りを抱えて境内を歩くのですが、
大幟の中には、長さ30メートル、重さ100キロというものもあるそうです
ちょっと文章ではわかり辛いかもしれませんね
長府観光協会のホームページをご覧になると、その様子がわかります
それにしても、今年で1811年とは何とも歴史の長いお祭りです
見られたことの無い方は、是非一度足を運ばれては如何でしょうか?
“天下の奇祭” 数方庭祭の準備が始まっているようです
フレームに収まりきれない程の竹竿が、祭りの勇壮さを想像させます
現在の数方庭祭のスタイルが確立したのは、長府藩三代藩主 毛利綱元公の頃だそうです
世は元禄、天下太平の時代に確立した現在のスタイルは、
言わば平和の象徴とも言えるかもしれません
このスタイルが、ずっと変わらずに済む世の中であって欲しいと願います
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