ダイハツ ミラ イース を発売前に予約し、本日無事納車されました。第3のエコカー、などと呼ばれていますが、電気自動車・ハイブリッド車の次という意味だそうです。JC08モードで30km/l、10・15モードで32km/lという性能は、現在の燃費水準から考えると立派なエコカーといえます。駆動用のモーター・バッテリーを積まず、ガソリンエンジンの基本を大幅にブラッシュアップするアプローチの仕方は、リサイクル時の余分な処理を必要とせず、しかも燃費に大きく影響する軽量化にも貢献することから、これまでは主にヨーロッパのメーカーが取り組んできました。国産メーカーでは、リッター30キロを超える燃費を達成する第3のエコカーではマツダに次ぐ発売となりましたが、内容的には微妙に違うものの、地味ながら結構コストの掛かった仕上がりとなっています。私たちは、これまで車両を導入する時は基本的にLPG車を選び、無い場合はハイブリッドカーにしていましたので、純粋なガソリン車の購入は久しぶりとなります。LPG車の環境性能を上回る車両がある場合、より優れたものを導入するのが私たちの考え方ですので、今回の ダイハツ ミラ イース を2台導入するにあたっては、何の迷いはありませんでした。しかも、環境性能が優れる上にコストパフォーマンスも非常に高く、今回購入したDというグレードは最も廉価なモデルであるにもかかわらず、ABS、運転席・助手席エアバッグ、エアコン、パワステ、パワーウィンドゥ、UVカットガラスが装備されています。仕事で使うのであればこれで十分と思える装備が備わって、車両価格が79.5万円ですから、これからの同クラスの法人は全て ダイハツ ミラ イース になるのではないかと思う位です。これまで無駄に肥大し続けてきた軽市場に、本格的に大きな変革が起こる可能性を秘めた ダイハツ ミラ イース がどんな走りをするのか、早速会社の近所をぐるっと一周してみました。動き始めた最初の印象は「軽い」です。車体の軽量化は、燃費だけに留まらず運動性能にも良い方向で働いていて、とてもキビキビとした走りを披露してくれました。エンジンの音は軽自動車としての標準範囲内で、ロードノイズ等も含めて騒音に関しては軽量化のデメリットを感じることはありません。14インチと大径のエコタイヤは、若干固めの印象ではありますが、クラスから考えるとここも標準圏内だと思います。意外だったのがシートの出来です。長距離を運転した訳ではないので、その性能をはっきりと掴んでいる訳ではありませんが、もっとペラペラで腰のないシートを予想していたので、比較的肉厚でしっかりとした座り心地は、大きさこそ小さいものの、必要十分だと思えました。この車、単にエコカーとしての役割を持って産まれた訳ではなく、 ダイハツ の威信をかけた野心作だと思える部分の表れだと感じました。
ダイハツ ミラ イース タイプ D は、ご覧のとおり鉄のホイールにドアハンドルやミラーも黒、ボディカラーも白一色ですが、それがかえって清く感じてカッコ良く見える気がします。
ダイハツ ミラ イース を横から見た様子です。カッチリとしたプレスラインで構成されたボディは、パステル系よりも原色系が似合うと思います。
ダイハツ ミラ イース のリア部分です。テールランプは、ハイブリッド車などでお馴染みのクリアレンズと通常のタイプの中間といった感じです。点灯機会の多いストップランプはLEDですね。エコアイドルのエンブレムがワンポイントで入っていますが、他のダイハツ車のエコアイドルよりも更に進んだ制御をします。
ダイハツ ミラ イース のフロント部分です。透明感のある淡いブルーのエンブレムは、私たちの会社のイメージと良く合います。
ダイハツ ミラ イース のフロントドアにも、私たちのマークが入っています。イメージピッタリだと想いませんか?環境に優しい車両には、このマークを付けています。
ダイハツ ミラ イース のエンジンルームです。新車なのでピカピカですね。大きめのバッテリー意外に大きく変わった様子は見られませんが、このエンジンがJC08モード30km/lの原動力になっています。
ダイハツ ミラ イース のスチールホイール。ホイールキャップもしていませんが、かえってカッコ良く見えます。純正のアルミホイールは結構重いので、見た目が気にならなければこれで十分だと思います。14インチと結構大径のホイールとタイヤです。タイヤはブリジストンのエコピアEP150です。
ダイハツ ミラ イース のメーター部分です。大きなデジタルメーターは、視認性もとても良いです。メーターバイザーすぐ下に広がっているアンバー色の照明はエコドライブアシスト機能を表し、この色が常にグリーンになるように運転すると省エネになります。
ダイハツ ミラ イース のインパネです。タイプDにはラジオもついていないのですが、流石にそれはつけました。シンプルでクリーンな印象のインパでです。インパネにあるシフトノブは最近の流行ですが、使い易いですね。CVTにはDレンジ以外にもSレンジとBレンジがあり、Sレンジはおそらくスポーツを意味し、比較的低めのギアレシオでアクセルとエンジンの反応がよりダイレクトになります。Bはおそらくブレーキを意味し、強いエンジンブレーキが必要な時に使うのでしょう。マツダ デミオ スカイアクティブ のCVTよりも使い易く、CVT独特のルーズな感じの変速も殆ど感じられない気がしました。
ダイハツ ミラ イース のリアシートです。唯一、ヘッドレストが無い点が残念ですが、私たちの使用用途では殆ど後席に人が乗ることはありませんので問題ありませんが、できれば上級グレードには装備して欲しいですね。シートベルトはELR付き3点になっています。
それにしても、日本のエコカーへの減免税の制度は歪です。問題は環境負荷を減らすことにあるのですから、単純に燃費の良い車により多くの減税をするべきでしょう。ハイブリッドでも燃費が悪ければベース車両の何%増しだろうと環境負荷が大きいことに変わりありません。1千万円以上もする高級車を買う人は、それなりの負担をするのは当たり前で、そんなところに減税をされる方がみっともないと思うのは私だけでしょうか?負担できる人が、負担するべきことを当たり前に行うことの出来ない国に未来は無いと思います。
ダイハツ ミラ イース で省エネとダウンサイジングをすることで、地球の負担は確実に減ることでしょう。イニシャルとランニングコストの両面を抑えることのできる ダイハツ ミラ イース を選ぶことに迷う必要は全くないと断言できます。
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